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発行:2014年1月
定価:10000円税込み
書籍の厚さは約5cmあります。
値段は送料込みです。
昭和3年(1928)は明治維新から数えて六十年目の戊辰の年であったため空前の幕末維新ブームとなり、東京日日新聞は『戊辰物語』を連載。その執筆メンバーの一人だった子母澤寛は、同年中に『新選組始末記』も上梓した。 本書『維新前後の政争と小栗上野の死』正編が同年9月に刊行されたのも、出版界の右のようなブームに押されてのことであったかもしれない。ただし本書は決して〝便乗出版〟などではなく、著者蜷川新は歴史学者顔負けのひろい知識と圧倒的な筆力により、間違いなく幕府の名官僚のひとりであった小栗上野介忠順の多岐にわたった業績を紹介して余すところがない。 小栗の業績としては、以下のようなことどもを挙げることが出来よう。万延元年(1860)正月、初めての遣米使節団の正使新見正興、副使村垣範正に目付として同行したこと。文久二年(1862)六月には幕府陸軍の洋式軍制改革にあたったこと。元治元年(一八六四)八月から慶応元年(1865)2月にかけて勘定奉行、軍艦奉行を歴任し、フランス公使ロッシュと交渉して横須賀製鉄所の建設を決定したこと。 著者蜷川はこの人物を、 「国家として是非とも用ひられざる可らざる重要の能臣」 「幕府の為めに是非とも無くてはならぬ人物であったのである」 と高く評価しており、右に列挙した諸点を小栗忠順の功績とすることでは、『国史大辞典』も日本歴史学会編『明治維新人名辞典』も共通している。前者が参考文献として本書を、おなじく後者が本書と『続 維新前後の政争と小栗上野』を挙げているといえば、これらの二著が小栗忠順の雪冤と再評価を決定づけた不朽の史論であることがおわかりいただけよう。 もってこれらの二著をお勧めするゆえんである。 (本書パンフレットより抜粋、マツノ書店HP内で小栗上野で検索するとパンフレット全文があります。)
書籍の状態ですが、マツノ書店が本書復刻版を出版したとき新品で購入しましたが全く読んでませんので経年美本です。
なお自宅長期保管のため、細かな汚れやキズがあるかもしれませんので神経質な方はご配慮願います。
| 商品の状態 | 未使用に近い |
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