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〈解説文は全て独自で書いております。あくまで私見の為、無断使用はご遠慮下さい。〉
★1976年第11刷発行。紙カバー付き。
★カバー=背と表面に保管上のヤケ、スレ傷汚れ、
破れ、背の天地にヨレ傷有。
★本体=三方に経年ヤケ、シミ汚れ、本文内に
紙面黄変、シミ汚れやや散見されます。
上記以外、製本は堅牢で、ご愛読に支障は御座いません。然し乍ら、50年近く経過の品です。経年のヤケ汚れ等気になる方はお避け下さい。
お人形の世界を、美しく深く描く作家様といえば、ゴッデンの右に出るものは居られないのでは?
「人形の家」の、少し年長の子供向きと比べても、幼年向き(後に四作シリーズとして改版、新訳にて出されています)とはいえ細やかさに置いては引けを取らずです。
物語の初め、エリザベスは4歳で、四人姉弟の末っ子です。何をするにも、あんたはチビだからダメ!と言われてしまいます。
7歳になると、悪気は無いのに失敗続きになります。大切なウエッジウッドの鉢を割る、お金を落とす、九九が覚えられない。
極め付けは、クリスマスで来訪した大お婆さんへのプレゼント、カットグラスの花束を落として割ってしまうのです。
改めて、子育ては忍耐です。親のみならず、年長の兄弟達はこうして、人を大目に見る器を身につけて行くのですね。
天晴れなのは大おばあ様です。失敗を咎める代わりに、あなたには親切な妖精が必要だね、と妖精のお人形をくれるのです。
不思議なことに、エリザベスが困った羽目になると、チリン!と鈴を鳴らして妖精のお人形が知恵を授けてくれるようになります。そして、どんどん出来ることが増えていきます。
子供の成長は、ある時を境に飛躍的に現れる時が有ります。冷静に見れば、エリザベスに足りなかったのは自信で、お人形というお守りを得て、心の安定と成長の時期が重なった結果と見ることも出来ます。
ゴッデンは、小さな世界の描写が素晴らしいのです。妖精人形の為にエリザベスが作ったお家や、どんぐりのコップや花の便箋など、昔おままごとをした方なら間違いなくワクワクものです。
更に、挿絵が本当に愛らしくて、この味わいは当時ものならではと存じます。
状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。
古書にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
| 商品の状態 | 傷や汚れあり","subname":"多くの人が見てわかるような傷や汚れがある |
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